ちょっと白っぽいラミネート加工物。そのワケは?

先日、家族で買い物に出かけた時にとある駐車場を利用しました。

そこにあったラミネート加工の掲示物がちょっと白っぽかったので思わず写真をとってしまいました。

ラミネート加工物を見ていると、たまに白っぽいものを見かけます。ラミネートフィルムが透明ではなく、曇りガラスのように曇っているイメージです。

なぜこのようになってしまうのでしょうか?

その原因のほとんどはラミネート加工時の熱不足にあります。

ラミネーターが十分に暖まっておらず、温度が低いとラミネートフィルムの糊が溶けきらずに残ってしまうことがあります。その残った糊が白く見えてしまいます。

ラミネーターの熱不足は、立ち上げが不十分だったり、連続で加工して熱が奪われてしまった時に発生します。以前にラミネート加工をしていた時、設定は間違っていないのになぜか白っぽくなることがありました。いろいろ調べた結果、なんと冷房の風が直接当たっていることがわかりました。これだけで白っぽくなるんです。また、ラミネーターの温度センサーが故障している場合もありました。

白っぽくならないようにするには、温度を管理することが大切です。しかし、もし、加工した後に白っぽいことに気付いた場合でも焦る必要はありません。そんな時は、加工し終わったラミネートをもう一度ラミネーターに通してみて下さい。そうすると糊が溶けて透明になります。ちょっとした裏ワザですが、もし白っぽくなった時は試してみて下さい。