先日、中古車販売店に行ったのですが、中古車の一覧をラミネート加工して表示していました。
よく、不動産の物件がラミネートで表示されていますが、それと似た感じでした。
不動産屋での利用例と同じでラミネートの価格が下がってきたので、このように加工し始めたのだと思います。
中古車屋さんの場合は、屋外が多く直射日光があたる場合があると思うので、長期に渡って掲示する場合は日焼けに注意する必要があります。
えっ、ラミネートで日焼け?と思われた方もいるかと思いますが、ラミネートをかけていても中の紙が日焼けします。よく、新聞紙を日光のあたる場所に置いておくと黄色く変色しますが、新聞にラミネートをかけていても同じように日焼けてして変色してしまいます。
これを防ぐには、UVカット(紫外線カット)のラミネートフィルムを使用します。ラミネートフィルムに紫外線を吸収する薬剤が練りこまれているタイプです。
以前に、普通のラミネートフィルムとUVカットタイプのフィルムで新聞紙を加工し、日当たりのいい場所に放置して実験したことがあります。その時ははっきりした差が現れました。最終的に2ヶ月くらい放置したのですが、通常のフィルムは黄色く変色していたのですが、UVカットタイプはまったく変色していませんでした。
もし、日当たりいい場所でラミネートを使用していて、日焼けが気になる場合はUVカットタイプのフィルムを使用するといいかもしれません。たまに、インクが紫外線に反応して薄くなっている掲示物を見ますが、あのような場合にもUVカットフィルムは有効です。
普通のフィルムに比べて、やや割高ですが、見栄えを考えたり、作りなおす手間を考えたらお得かもしれません。